鍼灸治療には鍼の他にお灸が使用されますが、お灸には鍼とは違った魅力があります。鍼はツボに軽く刺していく事で、効果を得られますが、お灸はツボの上にもぐさといわれる物を置いてから、火をつける事で行います。見た目は皮膚を焼いている様な感じになりますが、治療を受けている本人は少し熱い程度の刺激しか発生していません。その為火傷になってしまう心配も無いので、安心して治療を受けられるのが、魅力的です。もぐさの原料はヨモギの葉の裏にある繊毛が使用されているので、肌にも優しいですから、アレルギー等がある方を除いて、安心して使用する事ができます。お灸はこの繊毛の大きさや硬さ等によって熱さが変わるので、ツボに刺激を与える度合いによって、鍼灸師の方が、上手に調整してくれます。仮に施術をしている時に熱の刺激が強すぎる場合は、その都度鍼灸師の方に伝える事で、繊毛の量を調節してくれますから、鍼灸治療をする時に過度の不安を抱く必要は無いです。